Barco™
Qtにより、Barco™の製品開発期間が30%短縮
世界的な技術系企業であるBarco™は、以下のような多様な専門的な市場向けに、視覚化製品の設計と開発を手掛けています: 医用画像処理、メディア・エンターテインメント、インフラストラクチャ・ユーティリティ、輸送・交通、防衛・セキュリティ、教育・トレーニング、法人向けAV
課題
3D機能搭載のBarco製デジタルプロジェクターの新製品は、最高品質のデジタルシネマフィルムだけでなく、イベント、テレビの連続番組、ライブコンサート、大型画面テレビゲームを提供するために設計されています。この新製品には、Barco独自のコミュニケーター・タッチパネルが用意されており、全機種のプロジェクター用コンポーネントとして標準装備されています。マルチユーザコマンド、制御用に設計されているため、ユーザはタッチスクリーン・インターフェースで簡単に使用できます。
コミュニケーター・アプリケーションの設計変更には、多数の厳しい基準をクリアするための開発フレームワークが必要でした。まず、Barcoは、本来はタッチパネルのみを対象としていた新しいコミュニケーター・アプリケーションをWindows、Linux、Macのデスクトップ環境に移植し動作させようと決定しました。この戦略では、すべてのターゲットプラットフォームに対して単一のAPIセットを設定し、それぞれのプラットフォームで可能な限り最高のパフォーマンスを発揮することが非常に重要でした。
同時に、コミュニケーターには、複数のタッチパネル機能を搭載した使いやすいインターフェースが必要でした。タッチパネルインターフェースは、ランプ及びプリセット入力スイッチの制御から、シネマサーバーのプレイリストの再生・停止まで、プロジェクターの基本的な制御を行う映画技師の仕事を簡略化する目的で開発されました。
ソリューション Qtの直感的でわかりやすいAPIにより、高機能グラフィカルユーザインターフェースが実現でき、かつ、1つのソースコードを複数のプラットフォームに展開できます。Javaよりも直感的でわかりやすいQtのレイアウトシステムにより、開発者は最適なレイアウトが可能になりました。QGraphicsviewは、他に例をみない非常に強力な高機能グラフィカルコンポーネントです。このコンポーネントを使用すると、非常に簡単なプロセスで高機能グラフィカルユーザインターフェースを作成できます。
「PC環境から組み込み環境まで、クロスプラットフォームに対応した製品はQt以外にありません。また、Qtは当社のネイティブアプリケーションの性能を向上させてくれました。Qtがなければ、4つのターゲットプラットフォームすべてで、ネイティブアプリケーションをサポートすることは不可能だったでしょう。」とマーティン氏は述べています。
メリット
他社製品との違いをアピールできるのは、Qtの技術と高水準のサポートです。Qtは、開発者の質問に1~2営業日以内に答えるだけでなく、次期バージョンQt 4.4(当時)の明確な機能ロードマップを公開しました。
Barcoは、この見通しを基に自社製品のロードマップに新機能を追加し、WebKitの統合を強化したQGraphicsViewコンポーネントを使用して、次世代プロジェクターの設計ができることを心待ちにしていました。
最後に、最も重要なことは、Barcoが開発プロセスを簡素化して効率を上げることにより、大きなメリットを享受できたことです。Qtにより、製品の使いやすさが向上し、プラットフォーム固有のコーディングに従事する開発者の数が減少し、製品開発時間が30%も短縮されました。

